農機実技大会で優勝 落合南・田中浩一さん
乗用トラクターの機械操作技術の正確さなどを競う「農業機械実技交換大会」(主催/県農業機械士協会)が2月22日に藤沢市高倉の耕地で開かれ、市内落合南在住の田中浩一さん(50)が優勝した。
同大会は農業機械作業技術の向上と農作業安全意識の高揚などを目的に例年開かれている。今大会は綾瀬市、川崎市、茅ヶ崎市、大和市、寒川町から9人の農業者が参加していた。
競技は乗用トラクターで水田を耕し、白線で用意された区画を耕す深さや時間、精度、更に安全な操作などの総合評価を競う。田中さんは規定の枠の中で合わせ目との差5cm以内の幅でまっすぐに操縦した。
田中さんは「大会は毎年初心に返る良い機会。最後になるかもしれないといわれていた大会で優勝できて嬉しい」と話していた。