震災支援 2年目の釜石PJ(プロジェクト)始動 市社協を軸に結集 ボランティア募集も
発生から1年が経過した東日本大震災の2年目の支援を行う「綾瀬発・釜石応援プロジェクト」が始動した。被災者の食生活の改善を目的にした栄養管理型の炊き出しやボランティアバス運行を予定している。
プロジェクトは綾瀬市社会福祉協議会を主軸に、綾瀬青年会議所、商工会青年部、災害ボランティアネットワークなどの団体メンバーが運営する。岩手県釜石市の仮設住宅などで、メンバーによる栄養管理型の炊き出しと一般募集ボランティアによるガレキ撤去や引越しなどの作業を行う。
実施は今年度6月、9月、12月、3月の4回を予定している。いずれも金曜日朝に出発して日曜日夜に帰宅する2泊3日の行程。炊き出しのメニューは釜石市の管理栄養士と連携して作成し、主催メンバーが行う。一般ボランティアは各回20人程度募集する。参加費は宿泊費・バス代込7000円、18歳以上対象。作業着・雨具・マスク・作業靴等は持参。
始まりは市社協職員の呼びかけ。同社協では昨年6月に被災した釜石市へ職員を派遣して以来、釜石市社協スタッフと連絡をとり合い、夏には綾瀬市民のボランティアバスを運行するなど支援を続けてきた。
「釜石では長期の避難生活や孤立に伴い栄養状態が偏りがち」「まだまだボランティアの力が必要な所がある」。今年4月にそんな声を聞いた職員が、市内の各団体に協力をよびかけた。被災地のためになり、市民に今後の支援を考えてもらう事にもなる、更に多くの団体と連携・協働することで市内で有事の時のためにもなると、すぐに有志によるプロジェクトが始動した。
第1回は6月29日(金)発で、ボランティア募集は先着20人、6月13日締切。6月15日(金)午後7時から市福祉会館での事前説明会の出席必須。詳細は同社協【URL】http://www.ayase-shakyo.or.jp/申込は同社協【電話】0467・77・8166まで。
協賛金を募集
市社協では協賛金協力を求めている。個人一口1000円、法人一口1万円から。現金は綾瀬市役所1階の同社協窓口で受付、振込はさがみ農協綾瀬支店 普通1883254まで。領収書送付のため振込後、氏名・住所・電話番号・金額を明記し【FAX】0467・79・1812へ送信。
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