比留川を憩いの場に 遊歩道整備が落合北まで延長
綾瀬市は遊歩道として整備を進めている比留川沿いの河川管理用通路を、2013年度に、さらに落合地区方面へ400m延長する。整備費用の2383万円を新年度予算案に計上した。
市の中央を流れる川を憩いの場に―。比留川の遊歩道整備は2005年から進められてきた。すでに寺尾地区、深谷地区では施工が行われている。
新たに延長されるのは落合北の取内橋から芝原橋までの区間。13年度中に幅2mの遊歩道を400m延長する。5300mある準用河川のうち、すでに3500mが遊歩道化されている。
12年度に新道橋から取内橋までの区間に着手し、継続的に下流にむけて整備を計画してきた。市は「水質が改善されたことでアユなどの小魚が増え、野鳥も多く見られるようになった。最終的には長坂橋(落合南)まで整備したい」と話している。
同河川沿いの市民スポーツセンター周辺(深谷)では、同地区の区画整理事業の一環で遊歩道脇の緑地に100mにわたって、フクロウやカボチャなどの形をした陶製の灯篭70個が設置されている。
市陶芸連盟の会員が手作りしたもので、12年12月に設置された。ソーラーパネルで蓄電した電気を使用したLEDライトが灯る環境に配慮された灯篭で、日没になると自動的に点灯される。幻想的な「光の道」となり、散歩を楽しむ市民にも親しまれている。
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