大上自治会 米海軍人と地域清掃 感謝訪問から発展
米海軍厚木航空施設の若手軍人と大上自治会会員が3月3日、合同で同施設正門から東柏ケ谷公園(海老名市)までの道路で地域清掃を行った。
同地域では日ごろ同施設の若手軍人が清掃活動を行っており、同自治会の見上正信会長が感謝を伝えようと訪問した際に今回の合同清掃が提案された。
若手軍人の中心となっているのは同施設のブランドン・フィリップス2等兵曹。2012年12月に同施設へ配属となり、外出した際に最寄駅までの道のりで、他の軍人が捨てたと思われるゴミを見つけたときに「仲間が地域に迷惑をかけている。地域に貢献したい」と考え、13年1月から毎週日曜日に有志を募って清掃活動を行っている。20代前半の若手17人がグループに入っており、毎回3人から10人が参加している。
見上会長は「街をきれいにしようという若い軍人の想いや、活動の広がり・継続に感心。地域でもこうした活動に影響を受けています」と話していた。