綾瀬市商工会青年部 車いすを社協へ寄贈 プルタブのリサイクルで
綾瀬市商工会青年部(今 寿義部長)が市社会福祉協議会(増田 譲会長)へ車いす2台を寄贈した。車いすはプルタブとアルミ缶のリサイクルにより購入された。
同青年部では福祉事業の一環で2009年12月から車いす購入をめざし、プルタブ集めを開始した。換金は1kgで100円程度。ブログや市の広報で協力を呼びかけ、地道に集めて換金率が良い時をねらって換金してきた。12年4月からはアルミ缶も並行して回収し始め、総重量でおよそ470kgを集め事業開始から初の寄贈となった。
寄贈された車いすは市社協の貸出用車いすとして利用される。同社協では市民を対象に無料で車いすの貸出を行っている。申請すると最長で3カ月間借りられる。増田会長は「休日には多くの方が利用されるのでありがたい」と話していた。
同青年部では今後も事業を続けていくという。プルタブ・アルミ缶の収集は市商工会館で随時行われている(アルミ缶は中を洗って持参)。今部長は「今年は雨天で桜まつりでの贈呈式ができなかったので、来春に出来るようまた頑張りたい」と話す。問合せは市商工会青年部事務局【電話】0467・78・0606へ。