鳥の影響か 珍種ムサシアブミが自生 落合キツツキの森
コブラの頭のような植物がひっそりと森の中に。落合南の「キツツキの森」でムサシアブミが自生しているのが発見された。
同地区で元来見られない種で、同森管理委員会の福島國美代表によると「ここでは見たことがない。鳥などが体につけて運んできたのではないか」と話す。大きな葉の中心部に「包炎茎」と呼ばれる握りこぶし大の花のような株をつけていた。
ムサシアブミはサトイモ科の植物で、温暖地方の照葉樹林の中などに生えるという。