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綾瀬版 公開:2013年6月7日 エリアトップへ

昔ながらの田んぼ整備 地球チャイルドが代かき

教育

公開:2013年6月7日

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泥をならして田んぼを整備する「代かき」
泥をならして田んぼを整備する「代かき」

 自然あそびや体験学習を子どもたちに提供している市民活動団体「地球チャイルド」(松本俊雅代表)の稲作が今年も市内早川の田圃で始まった。

 同団体では恒例イベントとして16年前から毎年小・中学生とその保護者を対象に稲作を行っている。代かき、田植え、草取り、稲刈りまでの米作りの一連の工程を年間を通して学ぶ。

 6月2日には今年の米作り第一回目の活動として「代かき」が行われた。機械は使わず、鍬(くわ)や板を使い、田圃の泥をかき混ぜ、平らな状態にならして整備。参加した子どもたちは歩き慣れない田んぼの中で、器具を使って作業を行った。作業中に発見したミミズやオケラなどの生き物を見つけてはしゃいだり、「ミミズは土に潜れても泳げない」と説明を聞いて「田んぼの外に出してあげて」と生物をいたわる場面もあった。

 この日、娘2人と妻と参加していた大和市内在住の小倉牧男さんは「自然体験ができて楽しい。来週行われる田植えにも参加予定です」と話していた。今後は6月9日に田植え、7月15日に草取り、10月6日に稲刈りを行う予定で参加者を募集している。定員30人。

 申込み・問合せは松本代表【電話】045・341・9441へ。
 

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