秋祭り彩る手作り灯篭 寺尾子之社例大祭で
市内寺尾中の寺尾子之社で9月14日、境内への階段に手作りの灯篭が灯された。
この灯篭は同地区在住の絵手紙講師・橘川芳恵さんと、橘川さんが県内で開く教室の生徒30人が描いたもの。橘川さんが16年ほど前に例大祭のために描き、夫・明光さんが灯篭に仕上げたのが始まり。以来、生徒らも参加し、毎年祭りに合わせ手作りしている。
祭りは台風で中止となったが、14日の宵宮に灯篭が設置され、階段が灯されると近隣住民らが訪れ、写真撮影などをして幻想的な風景を楽しんだ。灯篭は季節の花や食べ物、キャラクターなどにメッセージや詩が綴られており、厚木市から来場した60歳代の女性は「毎年とても楽しみにしています。ロウソクの炎は温かみがあっていいですね」と話していた。