タンザニア大使が農業視察 きゅうりの収穫も体験
市内農家とかねてから親交のあったサロメ・シジャオナ駐在タンザニア特命全権大使が11月5日、農業視察などで綾瀬市を訪れた。
この日、大使一向はまずJAさがみの綾瀬営農センターを訪問。井出センター長の案内で農産物の流通の仕組みなどの説明を受けた。その後はブロッコリーを栽培している古矢幸久さんの露地栽培農園へ。綾瀬の特産でもあるブロッコリーづくりを見学した。続いて訪れたのは綱島義光さんの施設。ここではきゅうりなどの栽培方法の説明を受け、実際にきゅうりやサトイモの収獲を体験していた。
その後は市役所へ移り、笠間市長を表敬訪問。地元の農業の現状を説明する市長の言葉にうなずきながら「農家の人から話を聞けたのは大変に有意義。日本の農業技術を学ぶことで自国の農業発展に努力したい」と話した。