年頭所感 地域の担い手として 綾瀬市商工会会長 斉藤敬訓
新年、明けましておめでとうございます。
タウンニュースの読者の皆様におかれましては、新しい夢と希望で輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
おかげさまで皆様方と関係諸機関のご支援、ご協力のもと、商工会諸事業を無事遂行できましたこと心より厚く御礼申しあげます。
さて、日本経済は一昨年発足した第2次安倍政権の経済政策「3本の矢・アベノミクス」により大幅な円安株高が進行し、長引く景気低迷からの脱却が期待されましたが、持ち直したのは大企業を主体に一部の業種に限られ、まだまだ多くの国民や中小企業はその実感を得られていないのが現状です。
更に、本年4月からの消費税の増税も、先の見えない暗い影を落としています。
それでも昨年は2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催決定や富士山の世界遺産登録、そして綾瀬スマートインターチェンジ開設の正式決定など明るい話題もたくさんありました。
また、春の「城山桜まつり」、夏の「商工会青年部花火大会」、商工フェアとJA収穫祭の連携事業である秋の「あやせ産業まつり」、そして冬の「イルミネーションとよさこい」、さらに年間を通しての「朝市」など、多くの皆様のご来場をいただき、楽しんでいただいた事業も本当にたくさんありました。
このように商工会は、地域商工業の振興発展は無論のこと、地域福祉の向上やまちづくり等、時代に即した活動を行っており、地域の担い手としての役割もますます重要になっています。今後も皆様から期待され、なくてはならない商工会として更なる飛躍を目指してまいりますので、引き続きご支援、ご協力をお願い致します。
今年は午年です。馬は「物事がうまくいく」「幸運が駆け込んでくる」などと言われるように縁起のいい動物です。変化の激しい不透明な社会情勢ではありますが、皆様が健康で楽しく充実した日々を過ごすことが出来ますよう心よりご祈念申しあげ、新年のごあいさつとさせていただきます。