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綾瀬版 公開:2014年5月23日 エリアトップへ

綾瀬市消防団の団長に就任した 藤井 孝俊さん 小園在住 45歳

公開:2014年5月23日

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「仲間との繋りが醍醐味」

 ○…地域の防災を担う消防団のリーダーを務める。自身が所属していた早園分団の分団長や、団本部副団長を歴任し、団長に推薦された。火災現場への出動も行うが、市内6分団のとりまとめ、消防本部とのパイプ役、市内の防災関連の催しへの出席、近隣市の消防団や県央団本部との会合など、対外的な仕事が中心になる。普段は綾瀬に社屋を構える藤井工務店の専務取締役として、多忙な日々を送っている。

 ○…消防団に入ったのは26歳の時。今の会社で先輩に誘われたのがきっかけだった。入団1年目は仕事で出られないことが多かったが、2年目で出場した各分団で実技を競う「消防操法大会」に選手として出場したことが転機となり、本格的に活動に参加し始める。「社会人になると一致団結して一つの目標に燃えることは、なかなかない。会社とは違う団結力が面白かった。その後のお酒も美味しいしね」と大きく笑う。

 ○…小園で生まれ育つ。小・中は地元で過ごし、高校は小田原へ。「この仕事は考えてなかったんだけど、藤井工務店でバイトしてた学生時代に周りの人たちの言葉で段々その気になっちゃって」。建築の専門学校卒業後、父の勧めで外の会社で経験を積み、家業に入った。趣味は子どもの頃から続けている野球。今も会社のチームで監督兼選手としてプレーしている。「子どもは2人ともサッカーにいっちゃった。本当は一緒に野球したかったんだけどね」と父親の顔を覗かせる。

 ○…「全国的な流れだけど、消防団はなり手が少ない。そこをどうするかが大きな課題」と真剣な表情で語る。仕事の合間をぬってのボランティアなため、大変だというイメージが先行しているからだ。「実際、自分も入る前はそうだった。でも分団はとても和気藹々としているし、仕事だけではできなかった地元の仲間もたくさんできた。入って良かったよ」と生き生きとした表情で語った。

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