県が早川城山住宅地で開始した、再生可能エネルギー普及につなげるためのビジネスモデル「複数住宅の屋根貸しによる太陽光発電設備設置事業」の対象者向け説明会が6月14・15・22日に市中央公民館3階講堂で開催される。時間は午後7時から8時まで。
同事業は、県が提唱する「かながわスマートエネルギー構想」によるもの。「創エネ」の取り組みの一つで、事業者と屋根を貸す住民の双方にもメリットを生み出そうというものだ。
施工事業者に選定されたのは(株)横浜環境デザイン(横浜市都筑区/池田多賀子代表)。20年の契約期間で賃料80〜95万円程度の3パターンが提案された。設置費用は事業者負担(プランにより一部負担金あり)となる。修了後、ソーラーパネルは無償譲渡され、希望者は撤去も可能だ。
説明会では屋根の賃貸借契約を締結する際の条件、太陽光発電設備設置後の管理などビジネスモデルの説明、アンケート調査依頼についての話や、意向調査が行われる。対象者は早川城山1丁目から5丁目の1198戸で、木造ストレート葺の戸建住宅(店舗併用含む)を所有し今後20年間、住宅の建て替えや改築の予定がないことが条件。
その後、希望住宅の現地調査を行い、7月末頃に設置住宅が選定される。8月1日以降に賃貸借契約を締結し、順次設置工事に移る。
問合せは県地域エネルギー課【電話】045・210・4101へ。