子どもが自ら構成を考え、社会の仕組みを疑似体験できる子どものまち「夢のまちミニあやせ」が、市文化会館で8月2日・3日に開催される。会場では飲食販売や銀行・警察など様々な職を体験し、得た給料で遊ぶことができる。
まちの運営を行うのは、市内の小中学生で構成される子ども実行委員会。前回から継続で残った20人に加え、新たに公募で加わった17人が会議を重ねレイアウトや仕組み、出店内容を考えた。
今回、大きく変わったのは税の撤廃。給料支給後に支払っていた税金が、不要になった。システム変更にあたり会議では、「夢のまちだから税金は必要ない」などの意見が出た一方、「社会の仕組みを勉強するなら現実に近い方がいい」「公共施設で働く人の給料はどうするのか」など、大人顔負けの意見も飛び出した。
「子どもたちが税金を学ぶ、いいきっかけになった」と大人スタッフは話す。他にも専用通貨「スター」を「ローズ」に変更し今後も継続的に使用可能にする、受付時の混雑を緩和するため新たな職業を導入する、働き口を増やすなど様々な点が調整されている。
実行委員会メンバーの立候補で行われる「ミニあやせ市長選」も健在。前回市長に選ばれた現市長の清水悠希さん(12)が、22日の最終会議で2期当選を目指し立候補するかも見どころだ。また、特別出店として「広報記者室」も設置する。
ミニあやせは両日、午前10時から午後4時まで。市内小学校や中央公民館、地区センターなどで配布している申込書が必要。
問合せは運営委員会事務局(市青少年課)【電話】0467・70・5655へ。
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