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綾瀬版 公開:2014年7月25日 エリアトップへ

美化運動功労者で県から表彰された 小迫 初子さん 小園在住 65歳

公開:2014年7月25日

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花が紡ぐ新たなつながり

 ○…市の北側、海老名駅に向かう県道40号線の望地信号付近で16年間、花の手入れを行い街の美化に務めてきた功績が表彰された。「まさかと思った」と目を丸くする。手入れしているのは県道沿いに設置された花壇と、その近くのガソリンスタンド脇の斜面。これとは別に近所の公園も行っている。「花の植え替えは自治会の仲間に手伝ってもらっているの。本当はみんな表彰して欲しいくらい」と、仲間への感謝を語る。

 ○…花壇の場所は元々、荒れた草むらだった。草刈りをすると捨てられた大量のゴミが現れ、また草むらになってはゴミが捨てられの繰り返し。「常にきれいにすれば、ゴミも捨てられないはず」と、小園から選出された議員に働きかけ花壇を整備したのが活動の始まりだった。それ以来、草刈りと水やりを欠かさず続けている。「よく大変でしょって声をかけられるけど、好きだから全然苦じゃないのよ」と大きく笑う。

 ○…宮崎県出身。昔から花が好きで「中学生くらいから学校から帰ると花を植えてた」と振り返る。就職を機に愛知で暮らし、結婚して神奈川へ。左官職人の夫に弟子が増えたため、家を探し小園に移り住んだのが38年前。しばらくは子育てが忙しく花は少し育てる程度だったが、手が離れてから自宅は花いっぱいに。「うちだけじゃなく、この辺は以前は『フラワー通り』って有名で新聞やテレビの取材もきたのよ」と嬉しそうに記事を見せてくれる。

 ○…「信号待ちの方や散歩の方が『きれい』とか『和む』って声をかけてくれるの。そう言ってもらえると嬉しい」と顔を綻ばせる。「以前は無口な方だった」と自身の性格を分析するが、花を通して色々な人たちと交流するうちに今ではすっかりおしゃべり好きに。「これがきっかけで友達になった方もいるし、花以外の話になることもあったりして、とても楽しい」。花が紡ぐ人間関係も、醍醐味の一つのようだ。
 

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