11月21日に「ママフェスタ2014」を開催するママ応援サロン ｅｃｕｂｏの代表を務める 近藤 麻衣子さん 小園在住 38歳
「母の目線」で子育て応援
○…ママフェスタは、母子で楽しんでもらうため企画したイベント。子どもの安全のため会場は室内にこだわり、レイアウトも中央に遊びスペースを作りフリマ・模擬店を周囲に配置することで常に親の目が行き届くようにするなど、「子育てママ」ならではの配慮がなされている。平日開催にこだわるのも「ママ目線」ゆえ。「実は主婦にとって土日は貴重な時間。平日に息抜きができるようにしたかった」と思いを語る。
○…ｅｃｂｏは２００９年に発足した。子連れでコンサートに行けない人のために、親子で楽しめるクラシックコンサートを開催したのが活動の始まり。以来、音楽会だけでなく乳幼児救急救命セミナーやヘアカット講座、防災講座、キッドビクスなど様々な催しを年３〜４回開いている。その際、こだわっているのは「親子同室」。「お母さんじゃなきゃダメというお子さんは多いんです。母子が笑顔でいるには、一緒にいられる方がいいですからね」と笑顔を見せる。
○…出身は町田。結婚を機に綾瀬に移り住む。大学は教育学部だったが、卒業後に一念発起。独学で学んだ漫画を持ち込み、連載を持っていたというチャレンジ精神の持ち主だ。進研ゼミの「チャレンジ」で毎月16ページ、中学生の１年間の生活を描いた漫画を２度ほど連載していたという。夫とは大学時代に共通の趣味だったチェロをきっかけに知り合い、現在は小学２年生と３歳の二児の母。
○…「ママフェスタは、発足当時からずっとやりたいイベントだった」と、熱っぽく話す。今後はフェスの開催資金や新たな人材の確保など、課題が山積している。しかし、「フェス含め活動は大変だけど、やりがいを感じらせるｅｃｕｂｏには助けられている部分は多い」と頬を緩ませる。「子育てに煮詰まった時、何かやる事があると気が紛れる。他のママさんにも、そういうものを見つけて欲しい」と目を輝かせ語った。
