市役所で今月25日、「(仮)あやせ30,sプロジェクト立ち上げに伴う研修会」が行われ、集まった市内の若手たちが先駆者である逗子の同プロジェクトメンバーからノウハウを学んだ。今後は2015年度初旬の組織立ち上げに向け、企画委員会を開催する。
同研修会は、市社会福祉協議会が音頭を取り開催された。同協議会が自治会や地区社協、ボランティア団体と活動を行う中で「組織の高齢化」という各団体共通の課題に直面したためだ。
この問題に対し市社協は「若い層は地域に対する関心がないのではなく、活動の環境が整っていないだけなのではないか」と仮定。「若い層のボランティアは高齢層には入りにくいのでは」「福祉と言う枠にとらわれない方がいいのでは」など、様々な角度で模索を続けていた。
そんな時に出会ったのが、逗子市の30代が中心となり活動している「逗子30,sプロジェクト」の存在だった。同団体は「ゆるやかで気楽なつながり」をコンセプトに、各自の興味関心を企画に繋げ実行に移すというものだった。
例えば、ランニングをしながら夜の街を見守る「ハピランプロジェクト」。仕事上がりに集まれる人で、走りながら防犯をするという取組みだ。その気楽さと体を鍛えられるというメリット、ラン仲間が出来る楽しさなどから、徐々にメンバーを増やしているという。
他にも「30,s世代の危機管理」や「秋の交流祭」「ずしうみ2014企画」などユニークな取組みは幅広い。「これらを参考に綾瀬テイストに味付けし、若い力を街に取り込んでいきたい」と、市社協では話している。
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