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平松理事長インタビュー かながわ信金 「地元密着を根付かせる」 マッチング、融資制度早期に

経済

掲載号:2015年1月1日号

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平松廣司理事長
平松廣司理事長

 長年慣れ親しんだ名称を「かながわ信用金庫」に改めた昨年。念願の県央地区(綾瀬市)への新規出店も果たすなど、地域金融機関としての浸透を深めながら、着実なエリア開拓を進めている。新しい年の地域経済の見通しと金庫の事業展開を平松廣司理事長に聞いた。

──新名称はすっかり地域に溶け込んだ感があります。

 「県内全域で活動していることを表現できるようになり、利用者から『わかりやすくなった』との声をいただいています。これの効果も含めて業績は好調です。新卒採用も今までより広域から応募があるなど副次的な好影響があります」

──信用金庫から見た地域経済の状況はどうでしょう。

 「”アベノミクス”の効果で一部の大企業は大きな利益を挙げていますが、主たる取引先の中小企業経営者から、そうした声は聞こえてきません。大企業から中小企業へと波及していく旧来型の産業モデルは、生産拠点が海外にシフトしている昨今の状況下では期待できないでしょう。政府には成長戦略の具体的な方針を早期に示してもらい、景気回復をやり遂げて欲しいと願っています」

──新規出店した綾瀬の印象はいかがでしょう。

 「商工業が活発な土地柄で住宅需要も旺盛。スマートインターチェンジの開設やさがみロボット産業特区構想などもあり飛躍的発展の可能性を感じています。高い技術力を持った企業も数多くあり、景気低迷や競争時代をたくましく生き抜いてきた足腰の強さがあります。そうした事業者のみなさんの資金需要に応えながら、地場の産業を育成していく後押しをしたいと考えています。笠間市長と斉藤商工会長には、地元の金融機関として受け入れていただきました。市・商工会との連携を深めながら、ビジネスマッチング事業の展開や融資制度の仕組みづくりを進めていきたいと考えています。個々の取引先の支援も強化・充実させていきます。スローガンは『よろず相談承り信用金庫』。外部の専門家の力も借りながら中小企業が強くなるための経営再生や改善の方策を講じていきます」

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