市が住宅取得とリフォームに対する補助制度「三世代ファミリー定住支援事業」を、4月1日から開始した。市外に住む家族(子育て世帯か、その親世帯)を市内に呼び込み、住宅購入やリフォームを行うことで補助を受けられる県内初の制度だ。
この制度は綾瀬への定住促進と人口増加を目的に、3月議会で1700万円の予算が計上された。対象になるのは4月1日以降に契約した住宅または工事。中学生以下の子ども(出産予定も可)と同居する子育て世帯と、その親世帯の三世代全員が来年3月21日までに市内に居住し、3年以上定住することが条件になる(同居・別居問わず)。
補助が行われるのは「住宅取得」「リフォーム工事」「住宅取得後に支払った固定資産税・都市計画税」の3つ。住宅取得には購入に対する補助70万円と、固定資産税・都市計画税のうち年額最大10万円が3年分助成される。リフォームは請負金額100万円以上(税抜)の工事に対し、50万円の補助が行われる。
「住宅取得やリフォーム工事には高額の費用がかかりますので、補助事業該当の適否を個人で判断せず、契約前に必ずご相談ください」と、市都市整備課では話している。
問合せは同課【電話】0467・70・5632