合唱サークルビナ・フィオーレ 県大会制し、関東へ 海老名市初の「最高位」受賞
海老名市内で活動する合唱サークル「ビナ・フィオーレ」(武田満枝代表)が、4月18日に横浜市の神奈川県立音楽堂で行われた「第38回全日本おかあさんコーラス神奈川県大会」で最高位となる優秀賞を受賞した。同コンクールで海老名市内のサークルが優秀賞になるのは初めて。7月には、群馬県で開催される関東大会に出場する。
毎年全国各地で行われる県大会に、およそ900団体、約2万3千人が参加する大規模な合唱コンクールで、神奈川県大会には25サークルが参加した。ビナ・フィオーレを含む5団体が優秀賞を受賞し、関東大会に駒を進めた。
ビナ・フィオーレは2010年から同大会に挑戦しており、2011年と2013年には優秀賞に次ぐ「優良賞」となった。両年とも、県合唱連盟の推薦で関東大会へ出場。2013年の関東大会では「優良賞」に選ばれている。
実績ある曲のチョイスが奏功
今大会では、2013年の県大会、関東大会でも歌った「主は私の羊飼い」を選曲した。「実績もあり、私たちの声に良く合っている。もう一度、この曲で挑戦したいと思って決めました」と武田代表は話す。
昨年末から練習で歌い込み、ハーモニーに磨きをかけて本番に臨んだ。審査では、ユニゾンの美しさや、曲調に沿って優しく丁寧に歌い上げた点、発音の強弱などが高く評価された。「失敗はしなかったけれど、賞はいただけないだろうなと思っていたので、結果を聞いたときは本当に驚きました。思わずみんなではしゃいでしまいました」と、武田代表は満面の笑顔で喜びを語った。
7月に控えている関東大会へ向け、武田代表は「2年前と同じ曲で臨むということもあり、当時の結果を超えられるように頑張りたい」と抱負を語った。
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