子どもの学習意欲を育て、家庭学習の習慣化を図るための市の事業「土曜まなび場」が5月9日から始まった。登録した230人の児童が第1・第3土曜の午前中に会場となる地区センターなどに集まり、宿題やテキストなど家庭から持ち寄った課題で勉強する。
2012年から始まった土曜まなび場。当初の2会場から徐々に数を増やし、現在では市内全小学校を網羅する6会場がある。
対象になるのは市内の小学生。教員経験者やボランティアが学習サポーターとして支援し、自主学習だけでなく月に1度の体験学習なども行っているという。
過去に家庭教師や塾講師経験があったというサポーターの一人、木原真弓さん(上土棚中在住)は子どもが手が離れたこともあり、募集を見て応募した。「いい子ばかりでとても楽しい」と、やりがいを語る。
児童たちも「わからないところを聞きやすくて勉強がはかどる」「他の学校の友達が出来て楽しい」と、意義を感じているようだ。
サポーターは随時募集しているので、興味のある人は市学校教育課(【電話】0467・70・5654)へ。