(株)川熱(小園910の2/川崎日出雄代表取締役)がこのほど、県の企業誘致施策「インベスト神奈川2ndステップ+」に認定された。27回目となる今回は県内3社が認定を受けており、市内では2012年の(株)石原製作所以来、3年ぶり2例目となる。
川熱は、金属表面の処理加工を行う会社。鉄やステンレスなどに熱処理を施し加工すると共に、温度管理技術を応用した「ブラスト・塗装」「焼付け塗装」「金属溶射」「粉体塗装」など様々な業務を手掛ける。
今回、同社が認定されたのは不動産取得に対する税の軽減と、低金利での融資。建設を予定している第4工場に対して適用された。
新工場で予定している業務は、粉体塗装。電柱を支える支線が抜けないようにするアンカーに施しているもので、これまでは同社の新事業として第2工場で借りている倉庫で作業していた。規模が拡大してきたため、新工場設立を検討していたという。
第4工場の操業は、来年5月頃を予定している。「新たな工場をつくることで業務の規模を拡大できるだけでなく、新たな取組を始められる可能性も出てくる」と、同社は今後の展開に期待を寄せる。
「インベスト神奈川」は、県内産業活性化と雇用創出を目的に、2004年に始まった。1stでは助成を行い、2010年からの2ndでは税の軽減措置や低金利融資に移行。2013年から2ndステップ+として、特区に関係する事業への奨励金などが加わった。
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