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綾瀬版 公開:2015年7月24日 エリアトップへ

子どもが考え創るまち ミニあやせで社会疑似体験

教育

公開:2015年7月24日

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昨年開催の様子
昨年開催の様子

 子ども自らが作るまちの中で仕事を探し、働いて得た専用通貨で買い物をするなど楽しみながら社会の仕組みを学ぶ「2015綾瀬市こどものまちミニあやせ」が8月8日・9日の2日間開催される。今回は2代目ミニあやせ市長の公約で前回撤廃された税金が復活するなど、回を重ねるごとに変化を見せている。会場は市文化会館と中央公民館。両日とも午前10時から午後4時まで。主催は市。

 まちの運営を行うのは、市内の小・中学生で構成される子ども実行委員会。前回から継続で残った22人に加え、新たに公募で加わった32人が会議を重ね、会場レイアウトや仕組み、出店内容を考えた。

 会場には最初に市民登録を行う市役所や、職探しをするお仕事センター、銀行、警察署、清掃局、放送局など公共施設をはじめ、飲食店、ゲームコーナー、駄菓子屋、工房、特別出店の消防士体験コーナーなど多種多様な店が並ぶ。ミニステージではイベントやミニあやせ市長記者会見、同市長と笠間城治郎綾瀬市長の対談なども企画されている。

「税金の必要性」議論

 今開催の特徴は、2代目ミニあやせ市長である山下良夢(らむ)さん(12歳)の公約「税金の復活」だ。税金が撤廃された前回の結果を踏まえ子どもたちが議論を重ね、「お仕事センターや清掃局など『公的機関』の役割をもつ働き口には税金が必要」という結論に至ったそうだ。その他、ミニあやせ市長との懇談で寄せられた市民の要望に応え、低学年向けの仕事も増やしている。

 対象者は市内在住の小・中学生。事前申込不要で、市内小学校や中央公民館、地区センターなどで配布している申込書に必要事項を記入し、持参する。昨年は2日間で延べ811人が参加した。

「子どものまち」に大人も参加

 当日、会場に入ることができない保護者向けに、文化会館大ホールで子どものライブ映像放映が行われる。【1】午前11時半、【2】午後0時半、【3】午後1時半、【4】午後2時半(【4】は初日のみ)には「大人見学ツアー」も実施。受付は各15分前。

 その他、運営委員会事務局(市青少年課)では、当日の運営を補助する「大人スタッフ」の募集も行っている。「今年は、付き添いで来た保護者の当日受付も行います。ぜひ子どもたちと一緒に参加してください」と、同課では話している。

 問合せは市青少年課【電話】0467・70・5655へ。

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