市社会福祉協議会が9月26日、岩手県の釜石市社協との共催で「上中島ふれあい交流会」を上中島2期復興公営住宅で開催し、綾瀬から一般ボランティア19人含む24人が現地を訪れた。
これは東日本大震災復興支援活動「綾瀬発・釜石応援プロジェクト」として、市社協が主軸となり行っている。一昨年から心のケアに重点を置き、催しの開催や支援に切り替えた。7月には同市天神町で、夏の交流祭りを実施している。
当日はクリームシチューうどんやウィンナー、綿菓子などを販売したほか、ブタッコリ〜も参戦。現地の子どもたちのダンスなども行われ、交流を深めた。市社協によると「こうして遠くから来てもらえるのは嬉しい。忘れられてしまうのが本当に怖い」という現地の声があったという。
「インフラ整備が進んでいる中、今後重要になるのは元々の住民と仮設住宅、公営住宅の住民の関係構築だと思う。自分たちの取組みが、その一助になれば」と、担当者は話している。