「関東・東北豪雨」で多くの家屋が浸水した茨城県常総市で9月21日、綾瀬青年会議所(JC)が復興支援を行った。
これは、日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会が決定した茨城支援の一環。各地区の青年会議所が3団体ずつの当番制で、常時10人をボランティアとして派遣する取組みだ。
21日は綾瀬の当番日ではなかったが「人手が多いに越したことはない」と、JCとして都合のつく会員を募った。当日は嶋知之理事長含む3人が朝から現地に向かい、住宅に流入した泥のかき出し作業を行った。
「家の復旧作業などは割と進んでいましたが、根元から倒れたガードレールや積み上げられた瓦礫など、思っていたよりひどい状況でした」と、嶋理事長。「復旧が遅れている家は『どこに助けを求めればいいかわからなかった』という人が多かったそうです。被災時対応の知識周知の重要性を、活動を通じ痛感しました」と話した。