内閣府が進める「エイジレス・ライフ」の実践例に、川村明さん(寺尾北在住・91歳)と、健康あやせ普及員OB会(森岡紀子代表・構成員14人)が登録された。県内で選ばれた1人2団体のうち、横浜市の1団体以外は綾瀬という結果になった。
「エイジレス・ライフ」は高齢者が年齢にとらわれず、自らの責任と能力でいきいきとした生活を送ること。市が昨年選抜した個人2人と3団体を内閣府に推薦したところ、川村さんと同OB会が選ばれた。
自分のために楽しんで
地域の健康づくりを担う「健康あやせ普及員」の活動を終えた有志が集まり、構成されるOB会。平均年齢70歳を超えるメンバーで「あやせいきいき体操」や「お口の健康体操」の普及、年2回の「歩け歩け運動」など様々な活動を行っている。
「活動すること自体が自己管理に繋がるので、みんな自分たちのために楽しんでやっています。それが、市民の皆さんの健康増進の一助になれば嬉しい」と、体操担当の加藤春江さんは話した。
91歳、健康の秘訣
川村さんは17年間、ボランティアで自宅近所の道路清掃をしている。広範囲を歩き、気付けば2時間ほど掃除していることもあるそうだ。タバコのポイ捨てのあまりの多さに、2007年からつけ始めた記録は約6万本になる。
他にも長年続けている気功や太極拳など、アクティブに過ごす。「何事もプラス思考で、体を使い、金目で動かないのが健康の秘訣。あとは腹7分目のご飯かな」と笑顔を見せる。
大きな怪我でしばらく活動は休んでいるが、「日頃鍛えた賜物」で順調に回復しているようで、再開を考えているようだ。
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