あやせ災害ボランティアネットワークが2月20日、綾瀬小学校で「避難所体験」を開催。大人24人と子ども9人が参加し、災害について学んだ。
これは市消防や行政の協力を得て、同団体が毎年行っている取組み。様々な体験を通し防災意識向上を図るとともに、いざという時の知識や対応を身に付けることを目的としている。避難所の現実を少しでも体感できるよう、あえて寒い時期に行っているという。
会場ではAEDの講習や、毛布を利用した担架の作り方、三角巾を使った頭・腕・足の応急処置のやり方などを実施。新聞紙で作ったスリッパや耐震についてなどを、体験しながら学んだ。また、昨年の鬼怒川決壊のボランティア活動を通した水害についての講演や、行政を通し気象台から借りたという「気象警報」の種類等を説明したパネル展示も行われた。