落合キツツキの森(落合南・稲著社(いなつきしゃ)周辺)と、取内の森(落合北・MKチーズ南側)、土棚小西側に昨年新たに整備された「野あざみの森」の3カ所で、絶滅危惧種を含む珍しい野草を見ることができる。
今、見ごろを迎えているのがムサシアブミ。かつて武蔵国で多く作られていた馬具の「鐙」に似ていることから、その名がついたとされている。
また、4月下旬には特定の環境下でしか育たない「キンラン」をはじめ、様々な”珍種”の自生を観察することができる。各生息場所と見ごろの予測時期は以下の通り。
ムサシアブミ▽3月〜5月上旬(キツツキ)/ヒトリシズカ▽4〜5月(キツツキ)/エビネ▽4〜5月(キツツキ・取内)/フタリシズカ▽4〜6月(野あざみ)/マムシグザ▽4〜6月(キツツキ)/ウラシマソウ▽4月下旬〜5月上旬(3カ所全て)/キンラン▽4月下旬〜5月上旬(3カ所全て)/ギンラン▽4月下旬〜5月上旬(取内・野あざみ)/サイハイラン▽5〜6月(取内)/ヤマユリ▽7〜8月(取内)/ウバユリ▽7月下旬〜8月上旬(3カ所全部)/キツネノカミソリ▽7月下旬〜8月(キツツキ・取内)/ノハラアザミ▽8月〜10月(取内・野あざみ)