ホームに到着した「はこね５号」
特急ロマンスカーの小田急海老名駅初停車を記念し、３月26日に記念式典が行われた。同駅始発の「はこね５号」到着時刻である午前８時41分にはカメラを持った鉄道ファンや関係者など１００人以上が集まり、その雄姿をファインダーに収めていた。
式典には、山木利満小田急電鉄社長、内野優海老名市長、三田佳美海老名商工会議所会頭らが出席し、ホームでテープカットを行った。山木社長は「平日は22本、土日・祝日は25本の特急が海老名駅に停車するようになります。これを機に、より多くの人に海老名駅を訪れて頂きたい」と挨拶。
また、内野市長は「海老名駅へのロマンスカー停車は、市民が30年以上望んできたことで、とても嬉しい。市の名前がより知れ渡るだけでなく、駅周辺の『東西一体のまちづくり』の進化にも繋がっていくと思う」とコメントした。
当日、式典に訪れた人は「記念の瞬間を見るために早起きしました。近々、ロマンスカーに乗って箱根に行くつもりです」と話していた。
海老名駅には、平日、土日・祝日ともに１時間に１本ペースで停車する。
