吉岡神明社で9月10日、鎮座400年記念例大祭が催され、境内は延べ500人を超える来場者で賑わいを見せた。
同神社は1616年10月、かつての吉岡村など相模国に3千石を与えられた春日局が、天照皇大神を勧請したとされている。勧請棟札が神社に残されており、「新編相模国風土記稿」にも記されている。
式典には古塩政由綾瀬市長や綱嶋洋一県議会議員、甘利明衆議院議員、吉岡・綾西自治会関係者が列席。五社神社の早川宮司が厳かに執り行った。
また、今年は初めての取り組みとして綾西・春日幼稚園の園児によるぬりえコンクール作品143点を掲出。入賞作10人の表彰も行われた。
その後、万灯神輿の巡行や囃子演奏、有志によるフラダンス・舞踊などが会場を盛り上げ、最後は地元の商店や企業、工業会らの協力で集まった豪華賞品を取りそろえた抽選会も実施。盛況のうちに幕を閉じた。