綾瀬で生まれ育ち、現在も綾瀬市内在住の酒井雄二さん(52)。体育大学出身の同氏は、もともと嘱託員として高校で陸上のコーチをやっていた。
その後、社会体育の分野に進み、子どもや高齢者のためのスポーツプログラムを作るなど、健康教育に携わる。体育の分野で様々な世代と関わる中で福祉の分野に興味を持ち、勉強して資格を取得した。この時、実習に訪れた道志会に相談員として就職。以来11年、体育指導の経験を活かし、デイサービスの責任者を務めている。
「朝から夕方まで一緒にいるデイサービスは学校に近いところがあり、かつての経験が生きている。自宅で元気に過ごすサポートはもちろん、ご本人やご家族の話をしっかり聞き、生きがいのお手伝いができるのも、この仕事の魅力であり楽しさ」と話す。