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綾瀬版 公開:2018年4月20日 エリアトップへ

綾瀬市消防団の団長に就任した 齊藤 和則さん 蓼川在住 44歳

公開:2018年4月20日

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2代続く「親子団長」の縁

 ◯…市内初の親子2代で団長を務めた古郡敏正前団長に続き、親子2代の団長。前団長の父親の次に団長を務めたのが、自身の父。その息子同士が同じ順番で団長を務めることに、「なんだか縁を感じる」と感慨深げ。綾北分団の分団長と消防団副団長を務め、このほど団長に。「地域の安全・安心目指し一生懸命やりたい」と意気込む。

 ◯…蓼川で「アヤセ洋蘭」を営む。家業の農家を21歳で継いだ時、胡蝶蘭栽培に業態転換した。子どもの頃、火事になると飛び出していく父の姿が印象にあり「地域のために何かしたい」という思いはあった。仕事が忙しく周囲の熱烈な勧誘に応えられなかったが、10年経ち仕事が軌道に乗ったのを機に入団。年上から年下まで仕事とは違った仲間ができた活動を「入って良かったし、楽しかった」と振り返る。

 ◯…蓼川で生まれ育つ。父の影響か自然と農業高校に進み、農業系の短大へ。卒業後、恩師のツテで埼玉の胡蝶蘭農家で1年修行を積んだ。宅地開発が進み、家業が都市型農業への転換を迫られていたことから、学んだことを活かし胡蝶蘭農家に転身。以来、忙しい毎日を送っていたため趣味らしい趣味がないという。「何か持たないと、とは思うんだけど。今は寝る前、一杯飲みながらの映画鑑賞がささやかな楽しみかな」と笑う。

 ◯…全国的に団員不足が叫ばれる中、綾瀬の消防団は定員を維持している。が、定年で退団する団員の代わりを探すのは容易ではないのが実情だ。個人経営が減り、サラリーマンが増えたという社会的変化も背景にある。「地域の安全・安心を守るための団員確保は、家族や地域の協力あってこそ。団としても制度を見直すなどして、課題を乗り越えていきたい」と気を引き締める。

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