市障がい福祉課と高齢介護課窓口に、難聴者の聞こえを補助する機器「磁気ループ型補聴音響システム」を導入した。
周囲の雑音を少なくし、明瞭な音声のみを聞こえるようにする同システム。両窓口だけでなく、希望者には他の課での使用にも対応する。
先行して保健福祉プラザに導入されているが、本庁舎では音声のみで不安な人用にタブレット端末を新たに取り入れた。接続することで、音声と文字による情報提供を行うことができる。
合わせて、公民館など施設利用者向けの貸し出しスピーカーも設置。聞こえやすくするためのアンプ内蔵型スピーカーで、100人規模の講演会にも対応することができるという。
6月9日に市役所7階市民展示ホールで開催され、140人が参加した「親なきあと講演会」では同スピーカーが活用されていた。
問合せは市障がい福祉課【電話】0467・70・5623へ。