ゆず約1トンを収穫 12月中旬には”ヌーボー”を限定販売
清川村の特産品「清川ゆずわいん」に使用するゆずの収穫が11月12・13日に煤ヶ谷ほかで行われた。発売は毎年4月だが、今年は”ヌーボー”300本を限定生産。12月中旬頃から宮ヶ瀬クリスマスで発売する。
2005年に地域振興を目的に村の商工業者らが加盟する清川村商工共栄会(落合邦雄会長)が企画して生産が始まった「清川ゆずわいん」。製造は大和葡萄酒(株)(山梨県甲州市)が行っている。
清川村の豊かな自然の中で栽培されたゆずを使ったワインは、甘さ控えめでゆず本来の芳醇な香りが楽しめると人気となっている。今年も4月に村内7店舗で1100本を限定発売したが、既に完売している。
初日には同会のメンバー5人が集まった。高い位置にあるものまではしごを掛けて1つ1つ丁寧に収穫し、大事そうにかごにつめていた。作業は丸2日をかけて行い、村内の30本弱の木からおよそ1トンのゆずを収穫した。これで1500本分になるという。
ひと味違うゆずわいん
今年は、初めての試みとして「ヌーボーゆずわいん」を企画した。これは、製造の大和葡萄酒(株)の提案から持ち上がったもので、出荷からおよそ4週間で完成するフレッシュなゆずわいんだ。順調に行けば12月中旬頃には発売できる見込みで宮ヶ瀬クリスマス限定で販売するという。落合会長は「通常よりひと足早く飲んでもらおうと実施することにした。今年の出来を占うヌーボーにぜひ期待してほしい」と話している。問い合わせは村役場産業観光課内清川村商工共栄会事務局【電話】046(288)3864まで。
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