声の広報作ってます 録音ボランティアかえでの会
町福祉センターの中にある録音室にハキハキとした声が響き渡る―。
声の主は、録音ボランティアグループかえでの会(小関香代子会長・会員数24名)の会員だ。昭和56年に発足した同会は、視覚障害がある人に広報など紙媒体の音声訳をテープなどで届けている。活動は昨年30周年を迎えた。
現在では、広報あいかわに加えお茶の間通信、JAだより、社協あいかわなど定期刊行物は10種類。この他、利用者の希望に合わせてさまざまなテープを発行しており、昨年度作成した本数はテープ783本CD87枚に及ぶ。
発行は紙媒体と同時発行が原則。広報あいかわを例に取ると、紙の紙面ができた段階で担当する記事を会員で割り振り、各自が読みを練習、その後収録打ち合わせと聞き手にわかるような表現かをチェックする。そして発行月の前月の末日に収録と必要本数のダビング・発送を完成させる。近年、CDの希望者も増えたことから機材の操作方法など覚えることもいっぱいだという。
会発足当初から活動を続けている別府和子さんは「毎年開催している読者との交流会ではいろいろな声を聴くことができる。それが活動の原動力となり、これまで続けてこられた」と笑顔で話した。
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