手づくりの温かさ つるし飾りの作品展
愛川町の手芸サークル「鈴美フレンズ」による作品展が10月10日から14日まで町文化会館で開かれた。期間中は色鮮やかなのつるし飾りのほか、干支の細工物、木目込人形などおよそ100点が会場いっぱいに展示された。
つるし飾りの高さは大きいもので2m前後に及ぶ。その中にお正月・ひなまつり・端午の節句など制作テーマに合わせた100個以上ものちりめん細工がバランスよくつながれる。来場者たちは、本物そっくりに作られた草花や愛らしい干支の細工物に感心しきった様子で、足を止めてじっと見入っていた。
一人ひとりに話しかけながら作品を紹介していた同会の大野峰子さんは「中には1年がかりで制作した作品もある。それでも難しいというわけではなく、こつこつやればどなたでも楽しむことができるんですよ」と笑顔だった。
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