十四歳、将来を思い描いて
愛川町文化会館で2月1日、町立中学校2年生を対象にした「十四歳立志式」が開かれた。
かつて貴族や武士の間で14、15歳になると成人したことを示す「元服式」が行われていたことにちなんで実施されているもので、今年45回目を数える町の伝統行事。中学校の最高学年を目前に控え「成人になるまでの準備期間として、将来の自分の姿を思い描き、自分の進むべき道を考えてほしい」という思いが込められている。
式典で山田登美夫町長は「皆さんの年代は勉強も大事だが、大志を抱き、体力や精神力を鍛えていくことも大事。立志式を1つの節目として自分自身を見つめ直し、更なる向上の出発点としてほしい」と祝いの言葉を述べた。
その後、生徒たちは中学校ごとにステージに登壇。誓いの言葉として現在の思いや、1月に実施された職場体験学習で感じたこと、両親や友人らへの感謝の気持ち、将来のなりたい自分について「夢を持ち続けたい」、「自分だけでなく、人のために力を出せる大人になりたい」、「悔しい思いをしないように努力したい」などと発表。その思いを託した合唱を披露すると出席した小、中学校の校長、町内教育関係団体の役員、保護者らから大きな拍手が送られた。
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