町消防が実践的救出訓練 解体予定の建物で
愛川町田代の平山町営住宅で2月13・14日の2日間、愛川町消防署の部隊による救助訓練が行われた。
訓練に使用された町営住宅は、取り壊し予定となっており、これを活用し、実践に即した訓練を実施したもの。技術習得はもちろんだが、現場での活動が少ない若手隊員に震災現場のイメージをつかませることも目的としている。
2日目は町営住宅の居室を地震で倒壊した建物の2階と想定。屋根をこじ開けて屋内進入し、救助の後、再び屋根上に救出する流れを確認した。
訓練を終え、吉川消防署長は「近年、大規模地震などにより建物や瓦礫の中に取り残された人を安全に救助する技術が確立されている。そうした技術を実現場に即した形で訓練でき、経験の浅い隊員は実りあるものとなったと思う」と話していた。
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