歌声にも拍手喝采 町社協の講演会
自身の挑戦について語った立木早絵さん
愛川町社会福祉協議会主催の「ともしび福祉講演会」が２月９日、町文化会館で開かれた。誰もが住み慣れた町で安心して暮らすことができる町づくりを進める同会の活動の一環として毎年実施されているもの。今年は、全盲のチャレンジャーとも呼ばれている立木早絵さんが登場。会場には１６３名が集まった。
立木さんは２００８年からテレビの企画で、津軽海峡横断リレー、トライアスロンなどに挑戦している。中には「大変、怖そう」などという人もあったというが、楽しみながら一歩を踏み出してきた。アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ登頂後には「苦しいこともあるが、頑張っていれば幸せが待っていると感じた」と話し、挑戦を支えてくれた人たちとの出逢いに感謝したという。今後は音楽の道を進むという立木さん。自身の曲を声量たっぷりの伸びやかな歌声で披露すると、会場から大きな拍手がなりやまなかった。
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