神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
愛川・清川版 公開:2013年4月5日 エリアトップへ

間伐材でベンチを製作・寄贈する活動を進めるまちづくりネットワーク中津川の代表 諏訪部 勲さん 愛川町角田在住 72歳

公開:2013年4月5日

  • X
  • LINE
  • hatena

大好きなのは、庭いじり

 ○…「町内には素晴らしい景観の場所がたくさんある。ベンチを置くことでホッとする空間を楽しむきっかけになれば」とにこやか。3月から間伐材を利用してベンチを製作・寄贈する活動を始めた。木材の確保や運搬は材木会社等の協力を仰ぎ、会が樹皮などをはがしてベンチの部品に加工。参加費は3千円で、ベンチに名前をつけられる。これまで2回の教室で受講者は延べ5人だが「説明すると反応はいいんです」と手ごたえも感じている。

 ○…「まちづくりネットワーク中津川」は、環境保全や自然環境の利用を目的とする団体の集合体。小さな団体では、運営面に難しさがあることをそれぞれが感じていたことから、2年前に連携を開始した。目下、「仲間との交流も広がり、新たな分野の活動にも取り組むことができる」と効果を実感中。ベンチづくりは、同ネットワークが進める「中津川水辺プロジェクト」と題した活動の1つ。このほか花壇の設置や環境整備も進めていく予定だ。

 ○…地域課題の解決やまちを良くしていくためには、人のつながりが第一と考える。「議会、ボランティア団体、区長会、商工会など枠を超えて話し合い、行動に移すことが大切だと思う」と力強い。町の公益活動の拠点”サポセン”の初代運営委員長。現在は利用する側だが、よりよいまちづくりへの情熱に衰えはなく、差出す名刺は所属団体の名称でいっぱいだ。

 ○…かつては食品関係の会社に勤め、全国を飛び回った。行った先で、決まってしたのがまち歩き。中でも庭を眺めるのが大好きで、「見せて下さいって頼むと、お茶まで出されちゃったりして」と振り返る。当然、趣味も庭いじり。枝ぶりの1つ1つを確認しながら剪定し、数年先の樹形をイメージする時間がとてもワクワクする。資格まで取得したというから筋金入りだ。
 

愛川・清川版の人物風土記最新6

山田 一夫さん

清川村教育委員会の教育長に就任した

山田 一夫さん

清川村煤ヶ谷在住 66歳

4月19日

稲葉 智美さん

清川村ローカルイノベーション拠点施設のレストランを担当する

稲葉 智美さん

清川村煤ヶ谷在住 34歳

4月5日

成瀬 和治さん

愛川町西部地域まちづくり推進委員会の委員長を務める

成瀬 和治さん

愛川町半原在住 77歳

3月22日

岩澤 吉美さん

清川村長に就任した

岩澤 吉美さん

清川村煤ヶ谷在住 62歳

3月8日

原  明さん

愛川山岳会の会長を務める

原 明さん

愛川町半原在住 71歳

2月22日

小倉 克仁さん

市町村対抗かながわ駅伝の愛川町チーム主将を務める

小倉 克仁さん

愛川町半原出身 28歳

2月8日

あっとほーむデスク

  • 1月25日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    1月15日0:00更新

  • 8月14日0:00更新

愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク