村の子どもの7カ条 教育委員会が指針まとめる
清川村教育委員会がこのほど学校・家庭・地域の連携を強化し、子どもの健やかな成長につなげようと「きよかわ学びづくり運動推進リーフレット」を作成した。家庭に配布するとともに、地域への発信を進めている。
清川村では2011年度から「きよかわ学びづくり推進事業」に取り組んでいる。これは、大きく次の3つの柱からなる。1つは家庭や地域と学校とが連携した生活習慣の確立、そして幼・小・中で連携した発達段階に応じた指導、最後に、学校における指導方法の工夫と改善だ。この事業では、各学校の代表者と村教育委員会からなる連絡協議会を構成。毎月会合を開くとともに、校長会に指導や助言を受けながら地域の声や実状を吸い上げてきた。
リーフレット自体は2009年度に一度作成しているが、現状を鑑みて内容の見直しを図り、今回作成されたものは改定版となる。 本編では、確かな学力と豊かな心と体を育てていくためには、毎日の学習習慣と生活習慣が大切だとし、「がんばれ清川っ子!元気学び宣言7カ条」をまとめている。
また、村内児童らの意識調査や学習調査をもとに、それぞれの年代に合わせた家庭教育のヒントも紹介している。学び宣言7カ条は次の通り。
1、明るく元気にあいさつします。2、早寝早起きをしてしっかり朝ごはんを食べます。3、人の話をしっかりききます。4、自分のやるべきことは毎日こつこつ取り組みます。5、約束や決まりをきちんと守ります。6、家族と協力し合います。7、失敗をおそれず何事にもチャレンジします。
リーフレットは、幼稚園、小中学校に在籍する子を持つ全家庭に配布。ステッカーも作成し、地域への発信と定着を図っていく。