「赤ちゃんってあたたかい」 宮ヶ瀬中で触れ合い体験
赤ちゃんとの触れ合いを通じて命の尊さなどについて考える特別講座が7月10日、清川村立宮ヶ瀬中学校で開かれた。この日、4人の生徒たちの前に役場の保健師とともに”ゲストティーチャー”として登場したのは、村内で子育て中の森彩さんと、大喜くん、望喜ちゃんの双子のきょうだい(7カ月)だ。
森さんは、赤ちゃんの妊娠から出産、子育てに至るまでの出来事を紹介。子どもへの愛情や子育て中に何かとサポートをしてくれる周囲への感謝を表しながら「みなさんも同じように、大切に育てられてきたんですよ」と生徒たちに呼びかけた。
その後のふれあいタイムは、赤ちゃんと自由交流。生徒たちはかなり緊張した面持ちで2人の赤ちゃんを代わる代わる抱っこしては、みな、一様にやさしい笑顔を浮かべていた。授業を終えた生徒たちは「きょうだいがいないので、今まで赤ちゃんを抱っこするという機会がなかったのでよかった」「とてもあったかくて、かわいかった」などと感想を話した。
赤ちゃんとの触れ合い体験は、児童や生徒に命について考えるきっかけづくりとして、村が2008年度から実施しているもの。村保健福祉課によると、これまでは年2回程度、保健センターで開いていたが、より多くの生徒に受講してほしいと、今年から学校の道徳の時間に組み入れてもらう形をスタートさせたという。今回は宮ヶ瀬中での実施だったが、「今後他の小、中学校での依頼があれば実施していきたい」と話している。
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