チッチゼミにザイフリボクも 郷土資料館で企画展
県立あいかわ公園内にある愛川町郷土資料館で、今日から「仏果山とその周辺の生きもの」と題した企画展が始まる。愛川町はそのおよそ3分の1を山地が占め、経ヶ岳、仏果山、高取山といずれも標高600メートルを超える山々が連なっている自然豊かな地域。今回は、町域ではこれらの山が分布の中心となっている植物や生きものなどを紹介していく。
展示は、はく製やさく様標本、写真で行う。哺乳類、鳥類、昆虫、植物などで合わせて約80点。郷土資料館の藤田さんは「中でもおすすめは、ザイフリボク(植物)とチッチゼミ(セミ)でしょうか。どちらも県内では数カ所の記録があるだけで、そのうちの1カ所が仏果山。ザイフリボクは県のレッドデータでも絶滅危惧種になっています」と話している。展示は11月10日まで。
生きもの観察会
企画展に合わせ、ハイキングコースを散策しながら野鳥や昆虫、植物を観察する講座が10月5日に行われる。当日は、全国森林インストラクター神奈川会の池田倫子さんが講師を務める。時間は午前10時から午後3時までで、愛川町郷土資料館で集合・解散(雨天時は同館での講座)。定員は15人。希望者は町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。申し込みの受け付けは、9月21日から、定員になり次第締め切り。
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