愛川・清川版 掲載号:2013年12月13日号
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「きよかわ自然薯」販売開始 特産物にと地元有志が生産

村自然薯育成会の会員たち
村自然薯育成会の会員たち

 清川村の新たな特産物を育てようと、地元有志が数年前から試作研究をしていた「きよかわ自然薯」の販売が11月17日から始まった。今年度分はおよそ1200本で、インターネットと清流の館で購入することができる。

 「村の特産として新たな名物を作りたい」。そんな有志が集まって2011年に発足した清川村自然薯育成会(山口靜雄代表・8人)。高齢化に伴い、村に耕作放棄地が拡大しており、その解消につなげることも目的の1つだった。自然薯を選んだのは、栄養価が高く、健康志向の時代に合うことに加え、土の中で生育することから鳥獣被害も少ないと考えたため。山口代表は「清川村では昔からおいしいやまいもがとれた。それがヒントになった」と話す。その後は、茨城、栃木、そして伊勢原と県内外の農家を視察してまわり、栽培技術を研究。同年から畑を借り受けて生産が始まった。

 最初の栽培は、清川の風土が自然薯に適しているのかがポイントだったが「昼間は温暖で、夜が寒いという気候条件は、生育にはぴったりだったようだ」と山口代表。心配していた鳥獣被害も少なく、「これならいける」と手ごたえを感じた。本格的な生産・販売を前に村内のイベントで試験的に販売したところ「粘りも香りもよくて料理もしやすい」と消費者の評判も上々で、会員たちの自信となったという。

 今年は生産開始から3年目。作付面積は約25アールに拡大し、1200本を収穫した。並行してインターネット販売にも対応するため、ホームページも開設。自然薯を使ったレシピまで紹介し、消費者にアピールしている。今年度分は10月末に予約を開始したが、売れ行きも順調。現在は、贈答用やお正月用の需要を見込み、会員たちは梱包作業に追われている。

 山口代表は「村役場や関係機関の協力を得ながら、やっと販売にこぎつけた。今は村内5カ所で生産しているが、活動に興味を持ってもらい、会員も増えているので、今後は生産規模も拡大していければ」と話している。

 ホームページは「きよかわ自然薯」で検索。注文・問い合わせはJAあつぎ清川支所内自然薯育成会事務局【電話】046・288・1336へ。
 

清川村産の自然薯
清川村産の自然薯

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