馬渡町内会へ感謝状 県が長年に渡る草刈りボラで
愛川町の馬渡町内会(成井功夫会長)が田代地区で継続的して行っているボランティアの草刈り・伐採活動に対し、神奈川県厚木土木事務所が2月28日、地域の活力と魅力づくりに貢献したとして同会へ感謝状を贈った。
馬渡町内会が年4回行っている道路の路肩等の草刈り・伐採活動は17年目になる。場所は馬渡橋から国道412号線へ続く道が中心で、距離にしておよそ250メートル。信号機はなく、交通量も多いことから地域の交通安全の一助になればと、当時町内会長を務めていた町議の小倉さんが近隣住民によびかけたのがきっかけだ。
川沿いの場所で、木に巻きついたつるや夏場には数メートルにもなる雑草が切っても切っても生えてくる。「道路の見通しもよくなり、地域の人々にも喜ばれるからきれいな状態を保ちたかった」と小倉さん。気づけば夏前の5月と8月、そして冬場に2回で作業は年4回。毎回5人程度の有志の協力のもと行っている。
表彰式には町内会の佐藤敏明さんと小倉英嗣さんの2人が出席。「長い間やって頂いてありがとうございます」と県厚木土木事務所の杉山孝一所長から感謝状を受け取った。2人は「表彰なんて初めて。これじゃまだまだ頑張らないといけないね」と笑顔だった。
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