愛川・清川版 掲載号:2014年3月21日号 エリアトップへ

日本のステンドグラス研究家として活躍する 田辺 千代さん 愛川町半原在住 72歳

掲載号:2014年3月21日号

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思い立ったらすぐ行動

 ○…3月9日のラビンプラザ。県内各地からおよそ50人が詰めかけ、用意していた会場は満員になった。みんなのお目当ては、この人の生解説。ステンドグラスのルーツや意匠、建築、文化までを知り尽くした説明は分かりやすく、深く、ゆかいだ。愛川町では2回目だが、これまでに講演した場所は数知れない。

 ○…会社員時代、プライベートを利用し神奈川新聞で町の話題を提供する「ぽぷり」欄のリポーターをしていた。この時、目にしたステンドグラス展で心を奪われた。以後、自身をのめりこませることになったのは、取材中に感じたひとつの疑問だ。制作年と作家の没年でつじつまが合わない作品をみつけた。もともと探究心の塊で、何でも自分の目で確かめたいという気持ちが強い。テレビや新聞、ラジオなど気になることは全て書きとめるのが習慣で寝る時も一緒。そんな性格だから、歴史調査はいつしかライフワークになった。

 ○…「人に恵まれてきた」。文献や資料も少なく、知ろうとすればするほど、行き詰ることもしばしば。そんな時、決まって助け舟とも言える出会いがあった。そうして歴史をひも解く内、気づけば研究家としての自分がいた。西洋に比べ歴史は浅いが、日本にも緻密に計算された芸術作品が多数残る。裏側にあるストーリーに触れることが喜びで「心のより所なのかも」と。

 ○…福島生まれ。西洋家具職人だった父は勉強熱心で、博物館や陶器市などよく一緒に連れ出してくれた。その影響からか、建築や絵画、文学に映画など芸術に目がない。午年らしく興味があれば一目散に駆けていく。リュックを背負い、カートを引いてどこへでも出かける行動力は、旅の達人の域。また、少しのお酒と音楽があればフランスの路上でもワルツを踊る陽気な一面も。頭の中にある知識は自身が足で稼いだものだが、それが叶ったのは「理解ある主人のおかげ」と周囲への感謝も忘れない。

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