タウントピックス 響け、愛高和太鼓 3月23日 町文化会館で演奏会
町の行事やお祭りなど、いつも力いっぱいの演奏で会場を沸かせる愛川高校和太鼓部(小川泰雅部長)の定期演奏会が3月23日、愛川町文化会館で開かれる。午後1時開演、入場無料。
町内会の小さなお祭りから町の消防出初式まで、年間20〜30回程度のイベントに出演する町の人気者、愛川高校和太鼓部。どこかでその演奏を聴いたことがあるという人も多いのではないだろうか。
現在部員は小川泰雅さん(2年)、勝見美希さん(同)、福中雷さん(1年)、西村美咲さん(同)、そして3年生の伊ヶ崎滉さん、白井菜々香さん、及川彩夏さん、安光みなみさんの8人。学校の卒業式はすでに終えているが、和太鼓部の3年生にとっては、この演奏会を高校生活の締めくくりとするのが恒例だ。
演奏会は部員主体で作り上げ、3年生を送り出すとともに、地域に発表する場としての位置付け。主催者から招かれる行事や練習の成果をカタチにする大会とはまた違った喜びがあるという。加えて、現在のメンバーで演奏する最後のステージとあって、練習にもいつも以上に熱が入っている。当日は昨年8月に出場した関東大会での発表曲ほか10曲を披露する予定。部長の小川さんは「地域への感謝を込めて演奏します。子どもから入学予定の中学生、大人まで大歓迎。みんなが楽しめる一日にしたい」と話している。
愛川高校和太鼓部は同校の特色である伝統文化の授業から始まった。和太鼓を選択した生徒の有志で愛好会が発足。その後、部に昇格し10年が過ぎた。地元ボランティアらの指導・協力を受けて練習を重ね、これまで関東大会にも出場している。演奏会は創部8年目の2011年に初開催し今年で4回目。
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