愛川・清川版 掲載号:2014年4月4日号 エリアトップへ

南部杜氏自醸清酒鑑評会で3年連続の上位入賞をめざす 大矢 俊介さん 愛川町田代在住 37歳

掲載号:2014年4月4日号

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熱いハートの酒造家

 ○…「食事と一緒に楽しめるお酒がコンセプト。設計図通りのいい味わいになっています」とにこやか。「南部杜氏自醸清酒鑑評会」は今年で95回目。純米酒「残草蓬莱」は一昨年に首席、そして昨年は第2位と2年連続で上位入賞を果たしている。今年も周囲の期待は高まるが、出品は賞を獲ることが最終目標ではない。賞が神奈川のお酒に注目してもらうきっかけになればという想いが一番。結果発表は、4月中頃だ。

 ○…1830年創業の歴史ある酒蔵だが「継ぐつもりはなかった」という。高校卒業後は中央大学理工学部応用化学科へ進学。化学工学の研究室で機械・プラントの設計を学んだ。卒論はプログラミング。卒業後一旦は機械メーカーに就職し研究開発に携わったが、先代が倒れたことを機に家業に戻った。当初は会社を急に止めるわけにもいかず、少しずつ縮小の方向へと考えていたが「やりだしたら面白くてね」と。

 ○…大学の先輩にあたる山北町の酒造店やそこで紹介された埼玉県の酒造店で酒づくりのイロハを学んだ。自身が目ざす方向が見え、2009年から製造は全て純米酒。「醸は農なり」の言葉にあるように、良い酒を造り、消費が拡大することで農業の発展にもつながると信じる。酒蔵は30代を中心とした若いチーム。「残ってきたら伝統だが、途切れてしまったら歴史にすぎない。それが新しいことへの原動力」。物腰柔らか、丁寧な語り口の裏には、熱い想いがうかがえる。

 ○…10月から3月位までは蔵に入りっぱなし。4月頃から週末は消費者と直に触れ合い、酒蔵を身近に感じてもらうとともに、リアルな声を聞くため各地を回る。最近では、日本酒は見た目が同じで選び方がわからないという声を受け、ラベルに説明を加えた。「ぬる燗番長」、「辛口師匠勘弁してくださいよ」。確かにイメージは伝わってくる。息抜きは海釣り。妻と3人の子どもの5人家族。

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