発達障害児の早期支援に 県が小冊子を作成
神奈川県がこのほど発達障害児の早期支援の考え方の普及啓発の一環として、発達の気になる子どもへの対応をQ&A形式で紹介した冊子「ちょっと気になるあの子へのアプローチ」(=写真)を作成した。
冊子は、平塚市、鎌倉市、藤沢市、大和市の巡回相談関係スタッフと神奈川県発達障害支援センター「かながわA」が協働で編集したもの。本編では、落ち着きがなく思いつくとすぐに行動し、注意がうつりやすい子、周囲の状況や人への理解や関心が乏しい子などとタイプ別に紹介。その上で遊びや集団参加、運動の場などでの関わりの方などについて専門家のアドバイスを記している。また巻末には、児童精神科医や養護学校職員らの話を掲載している。県では「障害児に限らず、保育園や幼稚園の先生、幼児期から学童期の支援に携わる支援者の方々など、広く活用してほしい」と話している。
冊子は、神奈川県発達障害支援センターのホームページからダウンロードすることができる。
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