神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
愛川・清川版 公開:2014年5月9日 エリアトップへ

大矢孝酒造(株) 3年連続で上位入賞 全国規模の鑑評会で

公開:2014年5月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
入賞酒「残草蓬莱」を手に笑顔の大矢俊介社長
入賞酒「残草蓬莱」を手に笑顔の大矢俊介社長

 大矢孝酒造(株)(愛川町田代)の純米酒「残草蓬莱」が全国規模の杜氏組織である南部杜氏協会主催の鑑評会で第2位に入った。同銘柄は一昨年に首席、昨年第2位に入っており、今年で3年連続上位という快挙となった。

 「南部杜氏自醸清酒鑑評会」は、酒造技術の研鑽と資質向上を目的に1911年に始まり、今年で95回目。今回は全国152の蔵から吟醸酒369点、純米吟醸酒209点、純米酒144点の出品があった。

 審査は4月1日から4日まで仙台、東京、関東信越、大阪、名古屋、金沢、札幌の国税局鑑定官室、岩手県工業技術センターの代表者ら計27人によって行われた。結果を受けて大矢俊介社長は「一般的に酒蔵のイメージがあまりない神奈川という土地が上位に入ることで、認知度アップにつながればうれしい」と話す。

 今年の部門別上位入賞酒蔵を都道府県別に見ると、吟醸酒が福島、栃木、茨城、純米吟醸酒は宮城、福島、宮城、そして純米酒は千葉、神奈川(大矢孝酒造(株))、岩手の順だった。もちろん酒蔵の数も違うが、例年東北勢の上位入賞が目立つ。神奈川県の酒蔵が連続してトップ3に入ることは稀だ。

 同蔵は「料理と一緒に楽しめるお酒」がコンセプト。料理との相乗効果を意識し、香りは控えめにしているのが特長。今年の酒は例年にも増して香りを抑えたといい、「第一印象だけではなく、酒の本質を見てもらえたと感じる」と大矢社長。表彰式は5月23日に岩手県花巻市で開かれる。問合せは大矢孝酒造【電話】046・281・0028。
 

愛川・清川版のトップニュース最新6

大空泳ぐ男たちの鯉のぼり

大空泳ぐ男たちの鯉のぼり

町美化プラントで6日まで

5月1日

絆の歌 母校に響く

絆の歌 母校に響く

愛川中学4期生がクラス会

4月19日

佐藤氏が接戦制す

愛甲郡県議選

佐藤氏が接戦制す

447票差で初当選

4月19日

春の大祭 記念の130回

田代半僧坊

春の大祭 記念の130回

大般若御祈祷や写真展も

4月5日

卒業証書は伝統和紙

田代小半原小

卒業証書は伝統和紙

技術学び児童が手漉き

4月5日

20年の活動に幕

愛川町西部地域まちづくり推進委員会

20年の活動に幕

沿道イベントなど地域に尽力

3月22日

あっとほーむデスク

  • 1月25日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    1月15日0:00更新

  • 8月14日0:00更新

愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク