厚木市、愛川町、清川村の3市町村交流茶摘み体験が5月10日、清川村内で行われた。
この取り組みは、市町村振興宝くじの収益金から助成を得て、3市町村の行政機関で組織する厚木・愛甲まちづくり研究会が主催。普段体験することができない「茶摘み」を通して、農業や農村の魅力、大切さなどを感じてもらおうと初めて企画された。
この日は天候にも恵まれ午前・午後合わせておよそ100人が参加。村役場裏の山口進さんが所有する茶畑で茶摘みを体験した。
参加者たちは山口さんから、芯とその下の3枚の葉を摘み取る「一芯三葉」の方法を教わると、約1時間に渡って手作業で茶葉を摘み取った。
その後、村内にある荒茶工場「チャピュア清川」に場所を移し、荒茶の製造工程を見て回った。さらに、JAあつぎ清川支所で「お茶の淹れ方講座」を受講。清川煎茶の会のメンバーに美味しいお茶の淹れ方の手ほどきを受けた。
厚木市岡田に住む増永ヒロ子さんは、ペルーから日本へやってきて近所に住む糸数澄子さんと、スリランカ国籍のイレーシャー・ラナトゥンガさんらとともに体験会に参加。「日本の茶摘みを体験してもらおうと声をかけてみました。遠足気分で楽しい。今後も色々な企画があれば参加したい」などと感想を話した。
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